ジャズのノリでリズムとイントネーションを身に付ける

 ネイティブが話している英語を聞くと、ある種のリズムの良さがあります。滑らかでリズミカルなアクセントがあって、あの独特のパルス感はジャズのスウィングに通じるものがあるかもしれません。

 

 

 

 同じ音楽でもボサノヴァを考えた場合、日本語にも通じるような母音終止の音声が多く、それが横に揺れるような柔らかいスウィングを持っています。そしてある種の官能性まで感じることができて、ポルトガル語の発音とボサノヴァの親和性の高さを感じさせます。

 

 

 

 さてジャズの魅力はまず一番に即興性にあります。次いでこの音楽とは切り離して考えることができない4ビートにあります。このリズムは8分音符が均等にあるのではなく、表側が長めで裏側が短い、3連に近い譜割りになります。ここに独特のアクセントが入ると、流暢なスピーチに通じるリズムが出来上がります。音声的な発音はともかく、リズムに乗ることで調子良く話せれば、イントネーションが生まれます。
 

 

 

 英語は単語ごとにアクセントがあるので、そのアクセントをリズムの指標にして次のアクセントにつないで行くのが滑らかに話すコツになります。特にフリースピーチでは即興性が要求されるので、まさしく音楽的です。

 

 

 

 テンポが速いジャズの歌曲を聴けば、アクセントとリズムの重要性が理解できるでしょう。聴いていて飲み込まれそうな錯覚を覚えるのはある種のスリルであり、自分も同じように歌ってみたい、話してみたいという気持ちに駆られます。また同一曲でも歌手によって大きく表現が違うので、自分の好みを見つけ出し、真似して歌ってみるのが英語的なノリを把握する近道です。